About Mindfulness
マインドフルネスとは
意図的に、今という瞬間に
判断に捉われない注意を払うことで
生じる気づき
Jon Kabat-Zinn 2013
私たちの心は「今ここ」にいることが少ない
私たちは、常に何かを考えながら過ごしていますが、ときどきハッと我に返ることがあります。実はこの瞬間に実現している意識の持ちようがマインドフルネスと呼ばれています。我に返るとは、私たちの思考が作り出すフィクションの世界から、「今、ここ」の現実と接している場所へ戻ってくることを意味しています。
思考している間は私たちは「今、ここ」に居らず、過去や未来を彷徨っています。ほとんどの場合は「今、ここ」に戻ったとしても、すぐにまたいろいろな考えが浮かんできて「心ここにあらず」の状態になってしまいます。
これでは、目の前にある現実が見えておらず、むしろ夢を見ながら寝ている状態に近いのですが、私たちはそのこと自体にも気づいていません。実はそれが人間の心におけるデフォルトの状態であるとされています。
いわば寝ている状態に対して、「目覚めの状態」がマインドフルネスであるとされています。注意や気づきという認知機能を十分に働かせながら、目の前の現実を自動的に反応・思考しながら見るのではなく、判断や解釈することなくありのままに見ている心の状態と言えるでしょう。
マインドフルネスに基づいて、エビデンスに裏付けされたストレス低減法プログラム「MBSR8週間コース」を無為風為でお伝えしています。
新しい自分に出会う旅
まだ日本では認知度が低いMBSR(マインドフルネスストレス低減法)ですが、新たな視点で「自分」という存在を深く知ることができる好機になることと思います。
MBSRを通じたマインドフルネスの実践を積み重ねていくことで、ストレスフルな環境への対応の仕方はもとより、自分自身の行動や思考のパターンをよく理解することができるようになります。また、今自分がいる状況を変える事は難しくても、その状況への対処の仕方を変えることは可能であることを学びます。
MBSRでは、自分が受けるある刺激に対して、無意識に繰り返されてきた自動的・習慣的反応に気づくようになります。コースのプログラムの中で実践するプラクティスにより、自分自身の思考、身体感覚、感情に気づくことを通じ、今置かれている環境との関係性が変化し、柔軟な対応や生き方を選択する新たな可能性に出会うことができます。MBSRはその気づきを育てるトレーニングといえるでしょう。
マインドフルネスストレス低減法
8週間コース
MBSR(Mindfulness Based Stress Reduction-マインドフルネスストレス低減法)はマサチューセッツ大学メディカルセンターのストレス低減クリニックで、Jon Kabat-Zinn博士とその同僚によって開発され、今日まで世界中の医療機関、福利厚生機関、教育機関、会社経営の現場等で広く利活用されているエビデンスの裏付けがあるマインドフルネス・プログラムです。
無為風為で指導するMBSRは、IMCJ( International Mindfulness Center Japan )とヨーロッパで古くからマインドフルネスを研究をしているIMAが提携し提供しているマインドフルネスに基づいた集中プログラムになります。
プログラムの中では、ストレス・痛みや困難さへの関わり・人間関係・自分自身をケアすることなど、毎日の生活や、人生の中で出会う様々なことに、上手に関わる方法を学びます。
こんな人におすすめ!
◆ お仕事や所属団体などでリードする立場にある方(経営者・管理職・リーダー)
日々、多くの判断や責任を担う立場にある方にとって、心の落ち着きや柔軟な視点は大きな力になります。マインドフルネスを通じて冷静さやしなやかさを養うことで、より安定したリーダーシップを発揮できるようになります。
◆ 対人支援職の方(医療・福祉・教育・カウンセリングなど)
誰かを支えるお仕事は、ときに大きなエネルギーを必要とします。支援者自身が整い、安定した心の状態で関わることは、相手にとっても大きな安心につながります。自分を労わることが、支援の質を高める第一歩です。
◆ 施術やボディワークに関わるお仕事の方
整体・鍼灸・ヨガ・ピラティス・トレーナーなど、身体を通して人に寄り添うお仕事をされている方に。マインドフルネスを取り入れることで、クライアントへの関わりがより深まり、施術やレッスンそのものが豊かになります。
◆ 子育て中のママさん
子育ては喜びもある一方で、忙しさやイライラに直面することも多いものです。そんな時に“一呼吸おく習慣”を身につけることで、親子の関わりがやさしく、あたたかいものに変わっていきます。
◆ ご自身の行動や思考のパターンを見直したい方
「気づく」ことは、自分を理解する第一歩です。無意識の思考や反応のクセに気づき、優しいまなざしで自分を見つめることで、より健やかに、自分らしい生き方へとつながっていきます。
まずは少しお話してみませんか?
「なんとなく毎日が慌ただしい。」
「いつも同じことで悩んでしまう。」
「ストレスとの付き合い方を少し変えたい。」
そんなふうに感じることはありませんか。
無為風為では、お気軽に話していただく場「マインドフルネスカフェ」を設けています。
実店舗としてのカフェではなく、「お話できる場」としての呼称になります。
ここでは、何かを頑張る場でも、悩みを解決する場でもありません。
今感じていることや日々の出来事について、ゆっくりお話ししながら、マインドフルネスやMBSRがどのように役立つのかを一緒に考えていきます。
「まずは話を聞いてみたい」
「自分にも合うのか知りたい」
そんなお気持ちで、どうぞお気軽にご参加ください。
お申込みは下のフォームへ入力してください。
MBSRコース詳細
0週目
事前オリエンテーション
お申し込み後、講師との1対1の面談で、コースの概要、進め方、ルール、8週間をやりぬくための方法等についてミーティングを行います。30分程度を予定しています。(オンライン可)
1週目
マインドフルネスを探索する
コースの概要を理解し、マインドフルネスをどのように生活に取り入れていくかを学びます。食べる瞑想、呼吸の瞑想、ボディスキャンなどを通じ、体験的に今の瞬間と関わることを経験します。
2週目
世界と自分自身をどのように感じ取るか
ものの見方が自分自身の物事への反応に影響を与えるという、重要な考え方を学びます。このセッションにおいて、感覚や思考パターンを観察し、ボディスキャンを通じてストレスに対する反応への気づきを養います。 困難に対する感覚や反応の仕方を変えることにより、自分の心身のストレスについて変化が現れます。
3週目
自分自身の身体とともにある
マインドフルヨガ、座る瞑想、歩く瞑想に取り組みます。これらの練習を通じて、特別に時間をとって行う練習から、日常生活へマインドフルネスの要素を組み込んでいくことを学んでいきます。マインドフルであることは、喜びと力の双方をもたらすことに気づくかもしれません。また、練習を通じて、快、不快の両方について探索する機会が得らます。
4週目
ストレスとは何か
マインドフルネスの練習を通じて、自分の体験に対する興味深さとオープンさを養い、このプロセスを通じて注意をコントロールする能力を高めていきます。この週は、集中力と注意の範囲を広げていくことを学びます。ストレスのかかる状況に対して、より上手に対応していくことを学びます。
5週目
ストレス:自動的反応かマインドフルな対応か
コースの半分地点として、マインドフルネスについての基本的な考え方を明確にし、より具体的な困難やストレスに対してマインドフルに対応していくことを学びます。ここでは、自分自身がいつもぶつかる繰り返し現れるパターンを、マインドフルな態度によって解体していくことを体験します。
6週目
マインドフルなコミュニケーション
ストレスのかかる状況にあって、平衡を保とうとする能力が私たちにはあります。この週は、マインドフルネスを通じて、内なる力を高めていくコーピングについて学んでいきます。また、他者とのコミュニケーションの困難に対し、気づきや今にあることを対人関係にも適用することも学んでいきます。
Practice Day
(リトリート形式)
6週目と7週目の間に、リトリート形式による終日のセッションを行います。6時間ほどをかけて、生活すべてにおいてマインドフルネスを活用していく機会となります。
7週目
自分自身をいたわる
マインドフルネスは、生活の中で生かされてこそ価値があるものです。毎日時間をとって行うフォーマルな練習は必要不可欠なものですが、これは日常生活でマインドフルネスを活用するための基礎練習です。この週では、如何に日常生活にマインドフルネスを組み込んでいくかについて学びます。
8週目
振り返り、前に進む
最後に、コースを通じて学んだことを振り返ります。今後、どのように日常を送っていくか、考えてみましょう。マインドフルに生活していくために困難なこと、使えるもの、自分の態度はどのようなものでしょうか。このプログラムの最後であり、また、今後の人生の始まりとなるセッションです。
MBSR8週間コースってどんなことするの?
第1期開講の様子をレポートとして掲載しています。
◎2.8thu.week8のレポート
「コースを終えて~到着そして旅立ち~」
◎2.4sun.week7のレポート
「どこへ行っても、そこには自分がいます」
◎1.22 sun. week6のレポート
「コミュニケーションのパターンを探る」
◎1.7sun. week5のレポート
「習慣or変化?」
◎12.23sat. week4のレポート
「ストレスとは何か?」
◎12.16sat. week3のレポート
「自分自身の身体とともにある」
◎12.9sat. week2のレポート
「世界と自分自身をどのように見ているか」
◎12.2sat. week1のレポート
「マインドフルネスを探索する」