MBSR8週間コース
11/26(日)より無為風為では「MBSR-マインドフルネスストレス低減法-8週間コースをスタートします。
MBSR(Mindfulness Based Stress Reduction-マインドフルネスストレス低減法)はマサチューセッツ大学メディカルセンターのストレス低減クリニックで、Jon Kabat-Zinn博士とその同僚によって開発され、今日まで世界中の医療機関、福利厚生機関、教育機関、会社経営の現場等で広く利活用されているエビデンスの裏付けがあるマインドフルネス・プログラムです。
無為風為で指導するMBSRは、IMCJ( International Mindfulness Center Japan )とヨーロッパで古くからマインドフルネスを研究をしているIMAが提携し提供しているマインドフルネスに基づいた集中プログラムになります。
プログラムの中では、ストレス・痛みや困難さへの関わり・人間関係・自分自身をケアすることなど、毎日の生活や、人生の中で出会う様々なことに、上手に関わる方法を学びます。
【12.1追記】
week1のレポートをブログにアップしましたのでご覧になってください。
About Mindfulness
マインドフルネスとは
意図的に、今という瞬間に
判断に捉われない注意を払うことで
生じる気づき
Jon Kabat-Zinn 2013
「新しい自分に出会う旅」
まだ日本では認知度が低いMBSRですが、新たな視点で「自分」という存在を深く知ることができる好機になることと思います。
MBSRを通じたマインドフルネスの実践を積み重ねていくことで、ストレスフルな環境への対応の仕方はもとより、自分自身の行動や思考のパターンをよく理解することができるようになります。また、今自分がいる状況を変える事は難しくても、その状況への対処の仕方を変えることは可能であることを学びます。
MBSRでは、自分が受けるある刺激に対して、無意識に繰り返されてきた自動的・習慣的反応に気づくようになります。コースのプログラムの中で実践するプラクティスにより、自分自身の思考、身体感覚、感情に気づくことを通じ、今置かれている環境との関係性が変化し、柔軟な対応や生き方を選択する新たな可能性に出会うことができます。MBSRはその気づきを育てるトレーニングといえるでしょう。
こんな人におすすめ!
- ストレスに感じることから解放されたい
- 不安や緊張に押しつぶされないようにしたい
- 何をしても満たされない感じがする
- 日々やることで埋め尽くされている生活から抜け出したい
- 常にある痛みや制限から自由になりたい
- 集中力を高めたい
- 自分にやさしくありたい
- マインドフルネスを体験的に学びたい
コーススケジュール
【日曜日 夜コース19:30-22:00】
week1. 11/26(日) week1のレポート
week2. 12/3(日)
week3. 12/10(日)
week4. 12/17(日)
week5. 12/24(日)
week6. 1/7(日)
※ 1/14(日) Practice Day 9:00-16:00
week7. 1/21(日)
week8.1/28(日)
コースの内容についてはページ下部をご覧になってください。
受講料
55,000円(テキスト代込)
受講・修了要件
- 1回のクラスは2.5時間になります。プラクティスデーを除く8回以上のうち、6回以上の出席が必須となります。
- クラス終了後、毎日45分程度の自宅での実践(瞑想・ヨガなど)が求められます。
- 精神疾患等があり通院している場合は、医師の同意書が必要となります。
- その他、受講規約をよくお読みいただき、同意の上、ご参加ください。
講師
渡辺彩(わたなべみどり) 無為風為主宰
受講までの流れ
体験会への参加
↓
申し込みフォームへの入力
↓
受講料お支払い
↓
事前面談
↓
事前面談の結果をもって、
MBSRスタート
MBSR体験会
MBSR8週間コースは今後定期的に当スタジオで開講していく予定です。今回参加できない方も、ご興味ある方は随時体験の機会を設けます。 一度MBSRについて話を聞いてみたいという方も大歓迎です。
お問い合わせフォームよりご連絡ください。
[会場] 無為風為
[参加費] 無料
[連絡先] 渡辺彩
tel/ 090-1741-9730
mail/ mdr.ymd@gmail.com
コース内容
0週目
事前オリエンテーション
お申し込み後、講師との1対1の面談で、コースの概要、進め方、ルール、8週間をやりぬくための方法等についてミーティングを行います。30分程度を予定しています。(オンライン可)
1週目
マインドフルネスを探索する
コースの概要を理解し、マインドフルネスをどのように生活に取り入れていくかを学びます。食べる瞑想、呼吸の瞑想、ボディスキャンなどを通じ、体験的に今の瞬間と関わることを経験します。
2週目
世界と自分自身をどのように感じ取るか
ものの見方が自分自身の物事への反応に影響を与えるという、重要な考え方を学びます。このセッションにおいて、感覚や思考パターンを観察し、ボディスキャンを通じてストレスに対する反応への気づきを養います。 困難に対する感覚や反応の仕方を変えることにより、自分の心身のストレスについて変化が現れます。
3週目
自分自身の身体とともにある
マインドフルヨガ、座る瞑想、歩く瞑想に取り組みます。これらの練習を通じて、特別に時間をとって行う練習から、日常生活へマインドフルネスの要素を組み込んでいくことを学んでいきます。マインドフルであることは、喜びと力の双方をもたらすことに気づくかもしれません。また、練習を通じて、快、不快の両方について探索する機会が得らます。
4週目
ストレスとは何か
マインドフルネスの練習を通じて、自分の体験に対する興味深さとオープンさを養い、このプロセスを通じて注意をコントロールする能力を高めていきます。この週は、集中力と注意の範囲を広げていくことを学びます。ストレスのかかる状況に対して、より上手に対応していくことを学びます。
5週目
ストレス:自動的反応かマインドフルな対応か
コースの半分地点として、マインドフルネスについての基本的な考え方を明確にし、より具体的な困難やストレスに対してマインドフルに対応していくことを学びます。ここでは、自分自身がいつもぶつかる繰り返し現れるパターンを、マインドフルな態度によって解体していくことを体験します。
6週目
マインドフルなコミュニケーション
ストレスのかかる状況にあって、平衡を保とうとする能力が私たちにはあります。この週は、マインドフルネスを通じて、内なる力を高めていくコーピングについて学んでいきます。また、他者とのコミュニケーションの困難に対し、気づきや今にあることを対人関係にも適用することも学んでいきます。
Practice Day
(リトリート形式)
6週目と7週目の間に、リトリート形式による終日のセッションを行います。6時間ほどをかけて、生活すべてにおいてマインドフルネスを活用していく機会となります。
7週目
自分自身をいたわる
マインドフルネスは、生活の中で生かされてこそ価値があるものです。毎日時間をとって行うフォーマルな練習は必要不可欠なものですが、これは日常生活でマインドフルネスを活用するための基礎練習です。この週では、如何に日常生活にマインドフルネスを組み込んでいくかについて学びます。
8週目
振り返り、前に進む
最後に、コースを通じて学んだことを振り返ります。今後、どのように日常を送っていくか、考えてみましょう。マインドフルに生活していくために困難なこと、使えるもの、自分の態度はどのようなものでしょうか。このプログラムの最後であり、また、今後の人生の始まりとなるセッションです。